英語検定いろいろ

 

英語関連の資格、検定は増えつつあります。中でも有名な資格・検定ということでは、昔からある英語検定(英検)や、最近ではTOEIC(トーイック)、TOEFL(トーフル)が注目されています。

 

一番古くからある英語検定の正式名称は「実用英語技能検定試験」と言い、この英語検定は、単に「英検」といえばこれのことを指すくらい最も権威のあった英語検定試験です。1級から5級までのランクがあって、1級が最も難易度が高くなります。

 

その後登場してきたのがTOEICやTOEFLです。TOEICとTOEFLは名前も字面も似ている検定ですから、その違いについてよく話題にもなっています。そうした話題が出るのも当然ですが、実は両方ともに英語能力を量るという点は理解されているのですが、さて実際具体には何がどう違うのかが曖昧なのかもしれません。

 

これらを受験しようと思っている人なら当然気になるでしょう。この両者の概要を述べますと、まず、TOEIC(トーイック)の方は、主にビジネスで使うような英語の内容が多く出題されます。そこで、いろいろな外資系などの企業では、社員評価や英語力アップのために利用することが多くなったのです。満点は990点です。おおよそで600点以上かどうかがある一定の目安とされているようで、これ以上の点数を獲得していれば、就職活動にも有利になるとされています。700点、800点レベルなら、かなりの英語上級者と認められます。

 

TOEFL(トーフル)の方は、アメリカやカナダの短期大学・大学・大学院などが利用するテストで、つまり、入学希望者がその国の授業に対応できるレベルの英語力があるかどうかを判定するためのものです。